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Column

コラム

電通でコピーライターとして活躍したのち、
フリーとなった堀江りん(ほりえ りん)が、
酸いも甘いも塩っぱいも、様々な経験をした人たちにインタビュー。

毎月1回の更新です。

2015/4/14

7回目の更新は、初めて男性ゲストをお迎えすることとなりました。
(株)ファッションスタイリストジャパン代表取締役 西岡慎也さんです。
白金台でスタイリッシュなサロンを経営していらっしゃいます。

会社名にもある通り、西岡さんのお仕事は「スタイリスト」。
そう聞くと、芸能人やタレント周りの職業かとイメージしがちですが、
西岡さんが向き合うのは一般のお客様で、男性限定。
人前に立つ機会が多い方や上に立つ立場にある方などが、
相談に来られるそうです。

サロンでは、いきなりファッション談義が始まるわけではありません。
まずは、「どんな自分でいたいのか」「人からどう見られたいか」
外見面だけでなく、理想のライフスタイル像を描き出すコンサルティングに
重点を置かれているのが印象的でした。

「ぼくのことは、生き方を考えるパートナーと捉えてほしいんです」
というのは、ご自身の仕事を
「モノではなく、コトを提供する」のが役目だと考えていらっしゃるから。

「服が変わるだけで、自信がつき、
 行動範囲まで広がっていくんですよ、みなさん」

確かに心強いことでしょう。
ずっと踏み入れてみたかった新しい世界の入り口に立つ時に、
そこで胸を張り、風を切って歩いていけるような服で
自分を変身させてくれるパートナーがいたら。

そして、そう語る西岡さんもまた、
自分に自信をお持ちなのがよく伝わってきました。
決して嫌みなものではなく、
むしろこちらに安心感を与えてくれるような自信に満ちた表情から、
これまでに何千人ものお客様を喜ばせてきた実績とともに、
西岡さんの人柄が垣間見えた気がします。

ところで、「モノではなく、コトを提供する」という感覚。
仕事好きや、働くことに幸せを感じている人は、共通して、
この感覚を持っているように思います。
それは会社員でも、お店をやっている人でも、
もしかすると主婦でも、同じなのかもしれません。

自分の仕事を通じて、お客様の毎日に、
どんな変化を巻き起こせるか。どれだけ笑顔を引き出せるか。
それを想像しだすと、仕事は決して、
自分の手元の作業や実績だけをさすのではないと、
楽しむ余裕や充実感が湧いてくるはずです。

「僕は、想像力があるほうですね。だから、次々動きたくなっちゃう」

とも、西岡さんはおっしゃいました。
スタイリストとしてお客様をどう変身させてあげるか、
に加え、最近では、
社会にどう幸せな変化を起こせるか、まで想像して、

色々と企んでいらっしゃるそうです。

仕事を「楽しい」ものにする鍵、それは「想像力」。

西岡さんとお話していて改めてそう感じましたが、
考えてみれば私も毎回、このコラムを書く時は、
読者の皆様の顔を想像することがエネルギーとなっています。
読んでくださったあなたがモチベーションを上げて、
明日も楽しく仕事に臨めますように!




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